カーテンのデコのお店で、お客様からよくいただくご質問をカーテンについて、カーテン選びについて、カーテンショップについての項目にわけてご紹介します。もしかしたら、今あなたが感じている疑問と同じ疑問もあるかも知れません。あなたのカーテン選びのお役に立てれば幸いです。
カーテンについて
カーテンそのものに関するご質問にお答えしています。
- Q.01カーテンのポイントはどこにあるのですか
- 驚かれるかもしれませんが、生地が一番ではないのです。
シルエットとフォームを一番に取り上げたいですね。
一般的に使われている薄手のボイル地などは、見せ方次第で様々な表情を演出できます。
生地の持ち味をどのように提案と縫製技術で表現できるかでしょう。
感動的なカーテンはシルエットにあることを頭に置いて下さい。
詳しくは「カーテンの選び方」へ
- Q.02カーテンの寸法はどうやって測るのですか
- よく、レールの長さを測って、カーテンの引っかけるところから床までを、と説明しているようですが、すでに出来上がっている既製品をお求めでしたら分かりますが、「オーダーカーテン」をお求めでしたら、自己責任は取らない方がよいでしょう。
表には出ませんがトラブルが一番多く、結果的に高い買い物をすることになるでしょう。
- Q.03外から見えにくいレースのカーテンがあると聞いたのですが
- 薄いレースだけですと、外から室内が見えて気になることだと思います。
いくつかの種類がでておりますが、一般的にはミラーカーテンと呼ばれているもので、窓側面にブライト糸という光沢のある糸を使って光を乱反射させるものです。
外から見るとかなり光って見えます。
しかし、夜になり室内の明かりがつきますと、どのレースカーテンも室内は同じように見えます。(インテリア的にはあまりお勧めはしていません)
- Q.04厚地のカーテンとレースのカーテンの相性は
- 窓は、統一規格化されているように見えますが、縦長・横長だけでなく、半円・斜め・出窓を含め様々です。
提案と高度の縫製技術が要求されるところです。
その窓の特長を活かし、カーテンのデザインを作っていくこともカーテン専門店の役割です。
あきらめないでしっかりとした提案をしてくれるところに相談されるとよいでしょう。
- Q.05レースカーテンは白がよいのですか
- レースと言えばホワイト(白)と言う時代もありましたが、ホワイト・オフホワイト・ベージュの3色が選択候補になります。生地だけで見るとその違いが分かりづらいですが、実際の窓に掛けてみると、はっきりと光の硬軟が出てきます。
現在では状況にもよりますが、オフホワイト系がお部屋とマッチするようです。
- Q.06高級なカーテンは縮まないのですよね
- 生地の伸縮は糸の素材と織り方によります。
一般的には水分を吸収しないポリエステル素材が生地変化は少ないです。
綿、絹、麻、レーヨン、ウールなどの天然繊維は生地変化は大きいです、布地は素材をいかに組み合わせたり、織り方で変化をつけたりして質感を出しています。
「高級ほど変化しやすい」と言うことが言えるかもしれません。
様々なカーテンの種類はこちら
- Q.07ウエーブがキレイにでるプレスがあると聞いたのですが
- カーテンはウエーブが命です。
最近、クセの強い生地を薬剤と真空釜で波状にプレスを掛けて販売宣伝しているようですが、機械的な連続型で自然の揺らぎのリズムの味わいとは天地の差ですね。
感動はスレート状の型作りから生まれません。(心カーテンと頭カーテンとして区別しております)
- Q.08カーテンにはツナギ目があるのですか
- 布地を仕上げるサイズは帯のような幅からいろいろですが、カーテンでは、1m、1.4m、1.5m、2.0m,3.0mなどとあります。
無駄を少なくすることもあり、それらを縦につなげて1枚のカーテンを作っていきます。
ですのでつなぎ目がある場合もあります。
中には2.0m、3.0mの生地をそのまま使うことによって、つなぎ目のないきれいなカーテンを作ることもあります。
- Q.09裏地をつけると高くなるでしょ・・・
- なぜ裏地をつけるかというと、遮光するため、表地を日焼けから守る、生地のボリューム感を出す、ドレープ性を良くする、保温性を高める、外部に向けて統一にする、表地の織りムラを隠すなど、が理由ですが、特に天然素材には裏地をつけることをおすすめします。
値段はかかってもその効果は大きいと思います。
- Q.10カーテンは夜しか見ないのではないですか
- 多くの方がそう思っているようですね。
窓にカーテンの絵を描くと左右に束ねたかたちを描きますね、絵画で言いますと中心の美しいレースカーテンを左右と上部の額縁で飾っているのです。また、プリント地などは光にかざすととてもキレイに発色し、朝から爽快さを味わうことも出来ます。
- Q.11防炎のカーテンでないといけないといわれました
- 防災カーテンの使用を義務づけられている建物は、消防法で決められております。
不特定多数の人が出入りする場所には、確かに防災品であることが望ましいと思います。
しかし一般住宅の場合、「カーテンは延焼しやすい」という理由では首をかしげたくなります。
日本以外の国のカーテン生地防災は本当に少ないです。家中のものすべてが防災品でなくてはならないと考えたら、消防関係の方は大喜びですね。
カーテン選びについて
カーテン選びの基準などに関するご質問にお答えしています。
- Q.01どのように選んでいいか分からないのですが
- カーテンは多くのインテリ商品の中での一部ですが、カーテンが持っている影響力はかなりのウエイトを占めると思います。
正直申しまして、明確なイメージを持っておられる方はかなり少ないと思います。
大事なのは、そこで生活される方と空間とお住まいを引き立てるカーテンを飾れるかになってきます。
私たちが初めにお役に立てるのは、出来るだけ近いイメージ作りをいっしょにすることです。そのための専門店なのです。
- Q.02何を基準に選んだらよいのでしょう
- 室内におけるジャンル(クラッシック・モダン・エレガント・ナチュラル・など)と全体のカラーのバランス、アクセントポイントは何か、などがありますが、とりあえずは、「好きか嫌いか」とか感情優先で数点セレクトすることをお勧めしますね。
こちらのシーンに合わせたカーテン選びもご参考になさってみてください。
- Q.03カーテン見ただけではイメージが描けないのですが
- カーテンを選ぶ際に、ファブリックスを中心に選ぶのは当然ですが、布の特性さらにデザインにおけるシルエットとスタイル、縫製の善し悪し、全体のバランスなどで同じファブリクスでも全然違う表情になります。
購入経験の少ないカーテンはなおさらのことです。
信用ある専門店でまず思っていることをお話になることをお勧めします。
- Q.04ちゃんとした相談にのってくれないのですが
- カーテン専門店の中でも、お客様の話をよく聞いてスケッチや写真などを見せてくれるところは、提案型のお店でしょう。
カーテンの販売中心のお店ですと、細かなことは解りません、事前にいくつかの質問を用意しておいてお聞きするのがよいと思います。
- Q.05メーカー縫製が安心だと聞いたのですけれど
- 現在では、カーテンを取り扱う業者の95%以上がメーカー縫製に委託依存しています。
「メーカー縫製が安心」という言葉の意味は、取引業者さんが安心なのであって、お客様にとっては、ある意味制約の中で選択をしなければならないインテリアになってしまうでしょう。
また、委託依存型ですので、商品知識や提案などはあまり得意ではないようです。
自社縫製は、職人的なこともあり味のある商品づくりに徹しています。
- Q.06寸法は自分で測るのですか
- いいえ、カーテンの寸法はプロが測る方がよいでしょう。
出張費などが掛かる時にお客様が計る場合もありますが、責任はお客様に全て掛かって来ます。
しかしですね、それをきちんと説明と情報を聞き取ることが出来なかった、販売側の責任はもっと大きいと思います。カーテンのはかり方を間違えて直す費用を2窓で2万円請求の話もあります。
(レールの長さと高さだけでは、良いカーテンは出来ません)
- Q.07今までカーテンは全部失敗しています
- ご自分の好みがはっきりしているのですね、それだけに小さな見本とかお店でカーテンを決めたり、コーディネーターに任せたなどでしょう。
お洋服の試着と同じように、カーテン状のものをお部屋にて試着して選ぶことをお勧めしますね。
ご新居ならしばらく仮のカーテンでご生活されながら、一部屋ずつ決めていくのも良いかと思います。
オーダーカーテンも考えてみてはいかがでしょうか。
- Q.08どうしてカーテンのサンプルブックで選ぶのは難しいのですか
- あのカーテンブックで選ぶかたちは、どちらかというと販売店側に立った提案方法なのです、ですからかなり限られた情報で決めなければなりません、カーテンの基礎知識を知らない業者でも「売りやすい」ように作られているのです。
切り貼りしている生地が写真のようになるとは、私たちはまず疑っております。見方を変えると、生地を選んでいるのであってカーテンを選んでいないということになります。
メーカートラブルは後を絶ちません。
- Q.09コーディネーターさんが選んでくれたものが、合わない気がするのですが
- そうですねコーディネータさんの個性が出ていることもありますね、お客様とのご情報を頂かないで提案は出来ませんね、カーテンはかなり微妙な色合いから好き嫌いがでますし、提案があるメーカーに偏っていたり、「センス」が感じられないようでしたら、他で情報を探してみる必要があるのではないでしょうか。
- Q.10コーディネーターさんが図面に生地をはってくれましたが気に入らない
- ご新築やリフォーム提案でよくありますね。
初期の段階では有効な方法だと思います。
問題は、その作り過程にあるのでしょう。
お客様から十分な情報をいただかないで平面図面だけで作っているとか、図面に予算をつけて下請け業者に作ってもらっているとかあるようです。
「何か気になる」と思われたことは、見方を変えて情報収集してみてはいかがでしょうか?
- Q.11どこに行っても値引き表示と安っぽい生地ばかりで・・・
- 一つには、値引き価格でしか店の良さを表現できないことが考えられます。
さらに値引きが大きくできるメーカーはどこのカーテン取扱店もほとんど同じです。
当然品質も横並びのものでしか作れなくなるのです。
ポリシーを持ったメーカーはたくさんあります。
その中にきっとイメージに近いものがあると思います。
- Q.12ちょっと窓の形が変わっているのですけれど
- 窓は、統一規格化されているように見えますが、縦長・横長だけでなく、半円・斜め・出窓を含め様々です。
提案と高度の縫製技術が要求されるところです。
その窓の特長を活かし、カーテンのデザインを作っていくこともカーテン専門店の役割です。
あきらめないでしっかりとした提案をしてくれるところに相談されるとよいでしょう。
カーテンショップについて
カーテンショップに関する疑問にお答えしています。
- Q.01他で見積もったので見積もってもらえますか
- 同業者の中には、持ってきた見積もりから数%引いて受けるところもあります。
しかしどうでしょう、お見積もりをお出しする前段階の作業は提案型のお店ですと、お部屋を見ながらどのファブリックスが合うか、など大変な時間と打ち合わせ労力を掛けて、知恵も知識もフル回転です、そして最善の提案をしているわけです。
そのお店が信用できないようでしたら改めて一から見直す必要があると思います。
- Q.02ブラインドを買いたいのですが
- どのような用途でブラインドをお使いになるのかを知りたいです。
それによってお勧めするものが違ってきますし、窓周り商品は新商品を初めいろいろ出てきております、ご要望に一番適したものをお勧めしたいですね。
またブラインドを作っているメーカーも数社あり、素材操作方法など、それぞれの特徴もあります、失敗しないためにもお店でよく相談をしてください。
>>今すぐご相談されたい方はこちら
- Q.03既製品はないのですか
- 住む人と窓に合わせてインテリアとしてのカーテンを提案して、納得していただいています。
既製品ですと妥協する部分が多すぎて、味がありません。コストを控えた提案もしております、ご相談ください。
- Q.04他では、65%Offで売っていますよ
- 各お店のカーテンに対しての考え方の問題だと思います。
何にたいしてOffなのかをみて、「限定商品」とか「一部メーカーは除く」とか、負担責任がお客様に依存しているとか、あると思います。
比較の結果それほど変わらないことはよくあることです。
- Q.05ココのお店は何割引なのですか
- 何割引やOff表示で誰でも動かされますね。
こんな宣伝文句を見ました「オーダーカーテン50%Offより安い30%Off」よく意味が分かりづらいですが、用は、根拠のない定価から割引を数字だけのマジックで表したものです。
一般的にこの販売スタイルが多いのも事実です。
価格は価値で決まります。
是非、「カーテンのデコ」ショップにもお越し下さい。